初代ヴァイオリンとお別れ。

ヴァイオリンを習い始めるにあたって正直なところ実は内心、「やってみてすぐ飽きちゃったらどうしよう」っていう不安があったんですね。
楽器もピンキリですけれど安い買い物でも無いですし、始めると同時に購入するかどうするかを迷って、結局ヤマハの音レントでサイレントヴァイオリンをレンタルすることにしたんです。

「まずは半年やってみて、続けられそうかどうか改めて考えてみよう」と。

サイレントを選んだ理由がやはり自宅練習するのにアコースティックだと音量が・・・ね・・・?
と、いうわけでワインレッドが素敵なサイレントヴァイオリンSV-150S WRちゃんが我が家に来ることになりました。

そして教室ではアコースティック、自宅ではサイレントで練習していたのですが、サイレントとアコースティックってやっぱり鳴り方が違うんですね。
アンプなんかに繋いで弾けばまた違ったのかもしれませんが、マンションではちょっと難しいですし・・・。

そして期限の一月前、残念ながら今の状況ではヴァイオリンを2本維持するのは難しいため、決断を迫られまして。
このままサイレントを身請けして名実共にウチの子になってもらうか
音に満足のいくアコースティックにするか

この2択、結構悩んだのですが結局僕は後者を選びました。
アコースティックにずっと憧れがあったこともあります。

そして今日、お別れをしてきました。

「ヴァイオリンってどうやって鳴らせばいいの?」っていう状態から付き合ってくれた、文字通り初めて弾き込んだヴァイオリンです。
たった半年の付き合いだったとはいえ、借り物だったとはいえ、やはり少し寂しく感じました。
また次の人の手に渡ることになるのでしょうが、次の人も同じように大事にしてあげてくれはる人だといいなぁ・・・そればかり願います。

今までありがとう。一緒に練習したことは忘れません。
また次の人のところでも、元気に演奏してもらってね。
そしてまた縁があったらいつかどこかで会えるといいなぁ。

ヤマハ サイレントヴァイオリン SR-150V WR

私の、最初の相棒